Games Animation Forum

查看單個文章
舊 05-27-15, 11:59 AM   #155
money
Advance Moderator
◆.西野司命.◆
 
註冊日期: Mar 2002
文章: 51,722
宇治に光、吹奏楽部小説がヒット…同大4年武田さん作


吹奏楽に打ち込む高校生たちを、古里の京都府宇治市を舞台にして描いた同志社大文学部4年、武田綾乃さん(22)の小説「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」(宝島社)がシリーズ化され、発表から2年で発行部数18万部のヒット作となっている。

 4月にはテレビアニメの放送がスタートし、物語に登場する宇治橋周辺を散策するファンも現れ、反響が広がっている。

 武田さんは、大学1年だった2012年、高校の美術部員たちを描いた「今日、きみと息をする。」をわずか2週間で書き上げ、第8回日本ラブストーリー大賞(宝島社)に出品。審査員の目に留まり、「隠し玉作品」として13年に小説家デビューした。続いて同年に発表したのが「響け!――」だ。

 ユーフォニアムとは、チューバより一回り小さい中低音の金管楽器。小中学校時代に吹奏楽部だった武田さんは、友人らから高校時代の練習やコンクールの様子、心情などを取材し、登場人物のイメージや構成を練り上げた。

 登場人物の多くは宇治訛なまりの京都弁を話し、毎年6月の「県祭あがたまつり」、JR宇治駅前の「茶壺ちゃつぼポスト」、平等院を見下ろす「大吉山」など、地元ならではの風物が随所に織り込まれている。

 市観光協会によると、アニメ放送開始後、カメラを抱えたファンや修学旅行生らが作品に登場する宇治川沿いのベンチなどを訪れ、記念撮影する姿が増えた。アニメのポスターが飾られた市観光センターには、モデルとなった府立莵道高校(宇治市)の机と椅子、メッセージノートが置かれ、全国から訪れたファンが感想やイラストを書き込んでいる。同協会は「人気にあやかって、宇治のファンを増やしたい」とする。

日記読み返し 高校生の内面

 武田綾乃さんに、執筆のきっかけや今後の抱負を聞いた。

 小学生の頃、京都市出身の綿矢りささんが最年少の19歳で芥川賞を受けた受賞作「蹴りたい背中」を読んで憧れ、作家になりたいと夢見るようになりました。本格的に書き始めたのは府立嵯峨野高校(右京区)で文芸部に入ってからです。

 「響け!ユーフォニアム」は、高校生の内面は年齢が近い今しか書けないと思い、高校時代の日記や作品を読み返しながら執筆しました。教室という狭い空間で、真っすぐにぶつかり合う姿が好きですね。

 書き進めると、登場人物が成長し、勝手に動き出すような感覚が生まれてきました。3年生が卒業する場面を書き上げた時は、自分の先輩の卒業を見送るような不思議な気持ちになりました。読みやすさに特に注意しており、本が苦手な友達にも読んでもらえるように難しい表現は避けています。まずは読んでもらえる文章でなくては。

 今は就職活動中です。元々は「40歳頃、作家に」という人生設計を描いていたので、早めのデビューには戸惑いもありましたが、作品のアイデアは尽きません。大学卒業後も、社会人としての経験を積みながら、執筆活動を続けたいです。(今津博文)

 <メモ> 「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」 かつて全国大会常連だった吹奏楽部の部員たちが、新しい顧問教師を迎え、衝突しながらも、再び全国を目指す青春群像。学年間の確執、受験や恋、親との関係など、高校生特有の悩みや葛藤を、軽妙に生き生きとつづっている。「北宇治高校」は架空。 今年3月、シリーズ2作目「北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏」を出版。4月には、3作目「北宇治高校吹奏楽部、最大の危機」と、コミック版第1巻を相次いで出し、テレビアニメの放送も始まった。今月25日、登場人物別に書き下ろした最新作「北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話」が発売された。





__________________
● #西野司# ●就係王道

此篇文章於 05-27-15 05:46 PM 被 money 編輯。
money 目前離線   回覆時引用此篇文章
 

返回主題: [動畫] 武田綾乃「響け! ユーフォニアム」第9話「おねがいオーディション」丨京都アニメーション制作