主題討論 - [多機種] DEAD or ALIVE 5 Last Round

ComeLOLoh · 09-22-14, 11:25 AM

http://www.gamer.ne.jp/news/201409210011/
――まず、新世代ハードで発売することになった経緯から教えてください。

早矢仕氏：PS4やXbox Oneでも「DEAD OR ALIVE」を遊びたいというお客様の声をすごくいただいていまして。そういった声にいち早く対応するために、「5」の最後という位置づけで「Last Round」と命名し、発表させてもらいました。

――新ステージ「THE DANGER ZONE」を導入しようと思った理由をお聞かせください。

早矢仕氏：「DEAD OR ALIVE」は初代のとき、KOされると地面が爆発してドーンと打ち上がる演出がありまして、「2」以降はまったくなくなってしまったのですが、ユーザーさんの印象には強く残っていたようです。もともとPS4と Xbox Oneで出すにあたって、まずエフェクトをハデにしていきたいという希望があったので、そういった部分を分かりやすく表現できる記号になるし、懐かしさも感じていただけると考えて、入れてみたらどうだろうということになりました。

――かねてからユーザーから爆発の要素を復活させてほしいといった要望があったのですか？

早矢仕氏：そういった意見はありましたね。ただ、これまではなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、今回は過去の要素と新しい要素をうまくマッチングできそうだったので、ついに念願の復活となりました。

――ずっとなくなっていた部分だけに、やはり再現するのは難しかったですか。

早矢仕氏：そうですね。当然、そのころのデータは使えないので、イチから再現するにあたってスタッフにヒアリングしたりしました。

――もうひとつの目玉要素である、女の子のやわらかな胸の動きを強調した「やわらかエンジン」について聞かせてください。

早矢仕氏：「DEAD OR ALIVE」をPS4やXbox Oneで出すとなったとき、女の子をかわいく描くことにマシンの力を使うというのが、やはり皆さんの期待していることだろうと思います。では、次のステップとしてこの部分で何を目指すかとなったとき、「やわらかさ」というのが彼女たちをより輝かせるのではないかと考えまして、それを目標にこのエンジンを作ったわけです。

――確かに、肌の質感の表現がパワーアップしていると感じました。

早矢仕氏：そうですね、そういったものを突きつめようと日夜開発を続けているところです（笑）。もちろん、男性の筋肉の硬さもよく見えるようになるので、男性キャラクターもより魅力的に描けるようになると思います。

――現時点での手応えを聞かせてもらえますか。

早矢仕氏：現状のものはバージョン0.65と呼んでいるのですが、その名のとおり仕上がりは65％くらいですかね。ただ、PS4で動いているのを実際に見てもらえると、多分PS3にはもう戻れないと思います。

ちなみに、今回の試遊バージョンでは負けシーンとかが分かりやすいですね。あと、明るいビーチステージとかで遊んでもらうと、そのあたりの魅力がより際立ちます。汗とやわらかエンジンの組み合わせは特に破壊力がありますので、ぜひ楽しんでみてください。

――ゲームの部分で新たに追加された要素はありますか？

早矢仕氏：5人のキャラクターを新たに追加していますし、新たなステージも追加する予定です。もちろん、コスチュームや髪型もですね。「Last Round」と名づけているので、これまでの「DEAD OR ALIVE」の集大成として、いろいろなものを詰め込んだ、ものすごいボリュームのあるタイトルに仕上げていこうと考えています。

――キャラクターのバランス調整なども行っていますか？

早矢仕氏：もちろんです。PS3版でもかなりやらせてもらっていますが、新キャラクターも追加されるので、さらに調整したものを出していきたいですね。

――PS3版とPS4版とのオンライン対戦はできるのでしょうか？

早矢仕氏：申し訳ないですが、そういったクロス対戦はできません。今回はPS4やXbox Oneでしかできないことをやろうというのが第一の目標になっていまして、クロスさせようとすると、その部分でどうしても整合性が取れなくなってしまうんです。

ただ、「Ultimate」を遊んでもらっている方にはアップデート版を購入することで、「Last Round」で追加されるキャラクターなどを使用できるようにすることを考えています。また、PS3からPS4、Xbox 360からXbox Oneにダウンロードコンテンツを引き継ぐことも可能になっています。

――「閃乱カグラ」とのコラボを発表されましたが、どのような内容になりますか？

早矢仕氏：具体的なことはナイショですが、共通点は皆さん分かっていますよね（笑）。両方のファンにポジティブに受け取ってもらえたようですし、「閃乱カグラ」の髙木プロデューサーとも話はしていますので、形になったときにお披露目したいと思います。

――少し気の早い話ですが、DLC展開やそのほかのコラボなどは考えておられますか。

早矢仕氏：何かいろいろやっていきたいとは思ってはいます。「Dead or Alive 5 Ultimate」は基本無料版も同時に展開していて、今も多くの方に遊んでもらっています。格闘ゲームはやはりコミュニティだと思いますので、単純にタイトルをリリースするだけでなく、そういった形でさまざまな長期的サポートさせていただきたいと考えていますし、積極的にアップデートもしていきたいですね。

――今回の試遊バージョンで、でこんなところも楽しんでほしいというのがありましたら聞かせてください。

早矢仕氏：まずはPS4やXbox Oneでどう動くのかというのを体験していただきたいですね。追加キャラクターもすでに枠だけあったりしますので、誰が入ってくるのか想像しながら今後の続報をお待ちください。

――ちなみに「DEAD OR ALIVE6」というのは構想にありますか？

早矢仕氏：やっぱりやりたいですね。PS4やXbox Oneを触らせてもらって、これらの現世代機の機能をフルに使ったものをやっていきたいという気持ちがさらに強くなりました。今回は「DEAD OR ALIVE」を早くPS4やXbox Oneで遊びたいという方にお応えしたので、これが終わってから次の未来を考えたいですね。

――「バレー」の復活というのは考えておられますか？

早矢仕氏：やはり声をいただきますので、ちょっと考えたいなとは思っています。

――期待しています。それでは最後にファンへのメッセージをお願いします。

早矢仕氏：格闘ゲームのアップデートは徐々に売上が落ちていくものですが、「DEAD OR ALIVE」は今、すごくコミュニティがすごく盛り上がっていて、逆にプレイヤーが増えている状況です。「Last Round」で、これをもっと大きく広げて、ぜひ多くの方にコミュニティに参加いただければと思います。

――ありがとうございました。

09-22-14, 11:25 AM	#63
ComeLOLoh God of Gamer 註冊日期: Apr 2007 文章: 8,668 Chun-li	http://www.gamer.ne.jp/news/201409210011/ ――まず、新世代ハードで発売することになった経緯から教えてください。早矢仕氏：PS4やXbox Oneでも「DEAD OR ALIVE」を遊びたいというお客様の声をすごくいただいていまして。そういった声にいち早く対応するために、「5」の最後という位置づけで「Last Round」と命名し、発表させてもらいました。 ――新ステージ「THE DANGER ZONE」を導入しようと思った理由をお聞かせください。早矢仕氏：「DEAD OR ALIVE」は初代のとき、KOされると地面が爆発してドーンと打ち上がる演出がありまして、「2」以降はまったくなくなってしまったのですが、ユーザーさんの印象には強く残っていたようです。もともとPS4と Xbox Oneで出すにあたって、まずエフェクトをハデにしていきたいという希望があったので、そういった部分を分かりやすく表現できる記号になるし、懐かしさも感じていただけると考えて、入れてみたらどうだろうということになりました。 ――かねてからユーザーから爆発の要素を復活させてほしいといった要望があったのですか？早矢仕氏：そういった意見はありましたね。ただ、これまではなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、今回は過去の要素と新しい要素をうまくマッチングできそうだったので、ついに念願の復活となりました。 ――ずっとなくなっていた部分だけに、やはり再現するのは難しかったですか。早矢仕氏：そうですね。当然、そのころのデータは使えないので、イチから再現するにあたってスタッフにヒアリングしたりしました。 ――もうひとつの目玉要素である、女の子のやわらかな胸の動きを強調した「やわらかエンジン」について聞かせてください。早矢仕氏：「DEAD OR ALIVE」をPS4やXbox Oneで出すとなったとき、女の子をかわいく描くことにマシンの力を使うというのが、やはり皆さんの期待していることだろうと思います。では、次のステップとしてこの部分で何を目指すかとなったとき、「やわらかさ」というのが彼女たちをより輝かせるのではないかと考えまして、それを目標にこのエンジンを作ったわけです。 ――確かに、肌の質感の表現がパワーアップしていると感じました。早矢仕氏：そうですね、そういったものを突きつめようと日夜開発を続けているところです（笑）。もちろん、男性の筋肉の硬さもよく見えるようになるので、男性キャラクターもより魅力的に描けるようになると思います。 ――現時点での手応えを聞かせてもらえますか。早矢仕氏：現状のものはバージョン0.65と呼んでいるのですが、その名のとおり仕上がりは65％くらいですかね。ただ、PS4で動いているのを実際に見てもらえると、多分PS3にはもう戻れないと思います。ちなみに、今回の試遊バージョンでは負けシーンとかが分かりやすいですね。あと、明るいビーチステージとかで遊んでもらうと、そのあたりの魅力がより際立ちます。汗とやわらかエンジンの組み合わせは特に破壊力がありますので、ぜひ楽しんでみてください。 ――ゲームの部分で新たに追加された要素はありますか？早矢仕氏：5人のキャラクターを新たに追加していますし、新たなステージも追加する予定です。もちろん、コスチュームや髪型もですね。「Last Round」と名づけているので、これまでの「DEAD OR ALIVE」の集大成として、いろいろなものを詰め込んだ、ものすごいボリュームのあるタイトルに仕上げていこうと考えています。 ――キャラクターのバランス調整なども行っていますか？早矢仕氏：もちろんです。PS3版でもかなりやらせてもらっていますが、新キャラクターも追加されるので、さらに調整したものを出していきたいですね。 ――PS3版とPS4版とのオンライン対戦はできるのでしょうか？早矢仕氏：申し訳ないですが、そういったクロス対戦はできません。今回はPS4やXbox Oneでしかできないことをやろうというのが第一の目標になっていまして、クロスさせようとすると、その部分でどうしても整合性が取れなくなってしまうんです。ただ、「Ultimate」を遊んでもらっている方にはアップデート版を購入することで、「Last Round」で追加されるキャラクターなどを使用できるようにすることを考えています。また、PS3からPS4、Xbox 360からXbox Oneにダウンロードコンテンツを引き継ぐことも可能になっています。 ――「閃乱カグラ」とのコラボを発表されましたが、どのような内容になりますか？早矢仕氏：具体的なことはナイショですが、共通点は皆さん分かっていますよね（笑）。両方のファンにポジティブに受け取ってもらえたようですし、「閃乱カグラ」の髙木プロデューサーとも話はしていますので、形になったときにお披露目したいと思います。 ――少し気の早い話ですが、DLC展開やそのほかのコラボなどは考えておられますか。早矢仕氏：何かいろいろやっていきたいとは思ってはいます。「Dead or Alive 5 Ultimate」は基本無料版も同時に展開していて、今も多くの方に遊んでもらっています。格闘ゲームはやはりコミュニティだと思いますので、単純にタイトルをリリースするだけでなく、そういった形でさまざまな長期的サポートさせていただきたいと考えていますし、積極的にアップデートもしていきたいですね。 ――今回の試遊バージョンで、でこんなところも楽しんでほしいというのがありましたら聞かせてください。早矢仕氏：まずはPS4やXbox Oneでどう動くのかというのを体験していただきたいですね。追加キャラクターもすでに枠だけあったりしますので、誰が入ってくるのか想像しながら今後の続報をお待ちください。 ――ちなみに「DEAD OR ALIVE6」というのは構想にありますか？早矢仕氏：やっぱりやりたいですね。PS4やXbox Oneを触らせてもらって、これらの現世代機の機能をフルに使ったものをやっていきたいという気持ちがさらに強くなりました。今回は「DEAD OR ALIVE」を早くPS4やXbox Oneで遊びたいという方にお応えしたので、これが終わってから次の未来を考えたいですね。 ――「バレー」の復活というのは考えておられますか？早矢仕氏：やはり声をいただきますので、ちょっと考えたいなとは思っています。 ――期待しています。それでは最後にファンへのメッセージをお願いします。早矢仕氏：格闘ゲームのアップデートは徐々に売上が落ちていくものですが、「DEAD OR ALIVE」は今、すごくコミュニティがすごく盛り上がっていて、逆にプレイヤーが増えている状況です。「Last Round」で、これをもっと大きく広げて、ぜひ多くの方にコミュニティに参加いただければと思います。 ――ありがとうございました。 __________________