小説 甲鉄城のカバネリ 追憶の邑
著: 笠岡淳平
原作: カバネリ製作委員会
価格:1,300円(税別)
発売日:2017年2月28日
発売元: マッグガーデン
内容紹介
つまり――なにもかもが足りなかったのだ。
不死の怪物〈カバネ〉の融合群体〈黒煙り〉を討ち滅ぼし〈八代駅〉を後にした駿城〈甲鉄城〉は、物資の不足に悩んでいた。とにかくなにもかもが足らない。
このままでは〈倭文駅〉にたどり着く前に食糧が尽きてしまう……。
そんなとき、八代駅で乗り込んだ避難民の少女から、十年前にカバネにのまれた〈弥津村〉の情報がもたらされる。そこには食糧や資材が多量に残っていると噂されているが、探しに行ったものは誰一人戻ってこなかったという。物資が残っている可能性に賭け、弥津村へ向かおうとする甲鉄城。しかし、カバネリの少女〈無名〉はそれに反対して──
生駒と逞生、無名と鰍、菖蒲と来栖、巣刈と侑那、吉備土と四方川家の侍衆──これは八代駅から倭文駅へ向かう途中で彼らが遭遇した、追憶の物語。
テレビアニメ『甲鉄城のカバネリ』外伝第2弾!
本編第6話と第7話の狭間に埋もれた物語を設定統括・笠岡淳平が紡ぐ!
表紙は美樹本晴彦氏の豪華書き下ろし!