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舊 12-27-11, 11:37 AM   #63
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◆.西野司命.◆
 
註冊日期: Mar 2002
文章: 51,722
 開場は予定通り18時30分に行われ、「BLOOD-Cプレミア試写会」の時と同様に、列はすんなり捌けました。
 会場内にあったフラワースタンドは上の写真の一つだけで、「BLOOD-Cプレミア試写会」の時よりも少ない数でした。かつて「魔法少女リリカルなのは」が企画を立ち上げた時、記者会見がキングレコードの小さな会議室で行われた事は有名ですが、この作品も初期のリリカルなのはの時と同様に、製作に関わる企業以外での目立ったコネが無く立ち上げられた事を物語っているように思えます。当然、作品が好評でシリーズが続けば、協力企業は増えていくのですが、シンフォギアのそれに関する行方は今後の評判次第、という事になります…。
 ちなみに、このフラワースタンドをプレゼントした企業は「株式会社クオラス」という広告代理店の企業です。この企業は過去に深夜アニメの製作にも関わった実績があるそうで、本作の制作にも関わっているものと思われます。

 開演は予定通り19時頃。
 開始と同時に登壇したのはこのイベントの司会・鷲崎健さん!管理人は、奈々さんに関連したラジオやニコニコ生放送で声を聴いたり映像を観たりした事は有りましたが、今回生で初めて観たのと同時に、予想外な司会だった為にオドロキでした!
 鷲崎さんの登壇後、本編上映前のオープニングトークとも言うべきトークが開始。このイベントの招待人数は1,000人だったのに対して5,000通を超える応募があったとの事で、「昨日(クリスマス)、一昨日(クリスマス・イヴ)はどうだったかはともかくとして、今日、君達は勝ち組だ!」と、イベント当選のお祝いの言葉(?)を述べてくれました。また、本作の概要に関する説明を読んだ後、「これで分からないという人、手を挙げて!」との言葉に、多数の挙手がありました(管理人も挙げてしまっていましたが)。
 鷲崎さんのオープニングトークは手短に済まされ、その後、第1話の上映が開始されました。


 ここからは第1話のあらすじと感想。
 深夜アニメの第1話では珍しくない、オープニングテーマとオープニングアニメーション無しで本編が開始されました。
 冒頭で描かれているのは本編の2年後で、雨の中「小日向 未来」が、死んでしまった親友・「立花 響」の墓参りをするシーンから開始されます。この後に題字が出ますが、題字は「機動戦艦ナデシコ」や「宇宙のステルヴィア」等の監督を務めた事でその名を知られる、「佐藤竜雄」さんによるものでした。
 その後、冒頭シーンの「2年前」として本編が開始。奈々さん演じる「風鳴 翼」と、高山みなみさん演じる「天羽 奏」が組むユニット「ツヴァイウイング」のライブとそれに参加する響、そしてその裏で進められている実験の様子が描かれますが、その途中で「ノイズ」がライブ会場に突如出現し、観客を襲います。翼と奏はシンフォギアシステムを装着してノイズと戦いますが、その中で、響が戦いに巻き込まれて重傷を負うものの、一命は取り留めます。そして倒しても倒しても出現する多数のノイズに対し、奏は捨て身の一撃を放ってノイズを駆逐しますが、奏は命を落とします。
 Bパートではその後の話が描かれており、翼は奏を失った後は相棒無しでノイズと戦っている姿が描かれている他、同級生でありルームメイトでもある響と未来の日常が描かれます。しかしある日、購入特典目当てにCDを買いに走る響が行った先はノイズの襲撃を受けており、響は逃げる途中で女の子と出会い、その子と共に逃げます。しかし二人はノイズに囲まれてしまいますが、そこで歌を歌い始めた響の体に突如、シンフォギアシステムが装着され…。
 ここで本編は終了し、最後は奈々さんが歌う「Synchrogazer」をテーマに映画のエンディング風のスタッフロールが流れて、第1話は終了しました。なお、スタッフロールの「声の出演」は、一番最初が悠木碧さんで次が奈々さん、3番目が高山みなみさんとなっており、本作の第1主人公は悠木さんで確定しているようです。

 本編に関する、個人的な感想。
 第1話という事で、管理人はこの回については作品の背景等の、所謂「さわり」の部分を説明するのが主になると思っていたのですが、実際の本編は冒頭が本編の後日談、そしてその後のAパートではダブル主人公の片割れと思われた人物の戦死、更に非戦闘キャラと思われていた響が実はこの作品の第1主人公である等、告知や宣伝によるミスリードが行われていた事もあって、第1話であるにもかかわらず何もかもが予想外な怒涛の展開となっていました。
 この作品のメインとなるのは、ノイズとの戦闘の他に「ライブ」が有ります。この作品のコンセプトの一つに「水樹奈々のライブをアニメで表現する」というものがあったそうで、それ故かツヴァイウイングのライブ映像は、飛びながらステージに降り、ステージ上を走りながら歌う翼と奏、激しいコールとサイリウムの海、そして屋根がオープンして外の夕日が見えるドームの演出等、奈々さんのライブのそれを踏襲しつつも上回る内容の演出が盛り込まれており、スタッフが相当力を入れたようにも感じられました。
 この作品のもう一つの特徴には「歌と戦闘のリンク」がありますが、翼と奏は歌で変身し、歌いながら敵と戦います。奏が戦闘中に歌う歌が賛美歌のような歌だったのに対して、翼が戦闘中に歌う歌は和テイストな雰囲気の漂う曲となっており、また、技を繰り出した時の文字演出(!)も、奏がアメコミ風の演出なのに対し、翼は掛け軸のようなものに筆で書かれた字が現れる演出となっており、見事に対照的になっていました。
 結末の形は既に冒頭部分で描かれましたが、そこに至るまでの物語と、ライブシーンや戦闘シーンといった部分の映像的演出が、個人的には最も注目すべき点なのではないかと思っています。


 本編上映終了後、鷲崎さんが再び登壇し、その後ろには4脚の椅子が用意されました。そして鷲崎さんに紹介される形で、悠木碧さん、奈々さん、井口裕香さんの順に登壇し、用意された椅子には鷲崎さんも含めた4人が着席しました。
 トークショーは悠木碧さんが登壇した時が個人的に一番印象に残っており、悠木さんは非常に高いテンションで登壇し、その際に観客席では大量のオレンジのサイリウムが振られていました。
 トークショーはスクリーンにシンフォギアのロゴ以外の映像を全く映さず、専らトークのみで進行されました。始めは3人の声優さんが、ご自信が演じるキャラクターについて紹介するという定番の開始内容でしたが、悠木さんが「自分が一番最初に話す」という意識が薄かった為に、鷲崎さんの発案で、順番は全て挙手順で決める事に。しかしそこで挙手した悠木さんよりも早く井口さんが挙手しており、井口さんからトークが開始されていました。
 トークショーは鷲崎さんや悠木さんがハイテンションだったのに加えて、それに釣られてか奈々さんもテンションが高く、終始ハイテンションかつハイスピードで進行し、トークの中で鷲崎さんの口からは「ロウきゅーぶ!」や「ベン・トー」といった、他作品の名前まで飛び出しており、まさにフリーダム(笑)なトークショーとなっていました。
 その中での奈々さんのトーク内容について、印象に残ったものをば。奈々さんはジャンルを問わず音楽好きな方ではあるのですが、高山みなみさんがボーカルをやっていたユニット「TWO-MIX」も大好きだったそうで、今回高山さんとデュエット出来るのを相当楽しみにしていたそうです。しかし、高山さんに、TWO-MIXの曲は学生時代によく聴いていたということを話したら、高山さんはTWO-MIXが最も注目を集めた'90年代中頃に奈々さんは学生だったという事が分からなかったそうで、「?」な反応をしていたのだとか。また、雑誌での高山さんとの対談においては、第1話で奏が死んでしまうというネタバレをする事が出来なかった為に、終始(物語の核心に触れることを極力避けた)フワフワな対談をしていた事を話していました。
 その他に、アフレコ現場に関する話としては、ライブシーンでのコールはキャストの方々がやっているとの事で、悠木さんや井口さんもその中に入っていたそうです。コールの内容は、本作の原作者で、挿入歌の作曲者でもある上松範康さんが自ら決めているそうです。コールをやる声優さんの中では石川英郎さん(風鳴弦十郎役)が最も上手いそうで、ノイズ(雑音)が入るかどうかギリギリのところまで頑張っているのだとか。また、劇中で歌う歌はキャラクターソングととしてレコーディングされたものを使わず、アフレコ時に実際に歌うそうで、戦闘中にダメージを受けたりした影響が歌にも出るように工夫しているそうです。これに関連して、オーディションの際の話が井口さんから語られており、オーディションは芝居だけでなく、劇中歌を歌うオーディションもあったそうで、井口さんはあらかじめ奈々さんに土下座をして謝っておいた上で、「オーディションとはいえ上松さんの曲が歌えるなんて、奈々さんになれたみたいだ」という内容のトークをしていました。しかしながら、井口さんは歌を歌う役では落ちてしまったとの事なので、本作で歌を歌う事は無いそうです。
 アフレコ後の飲み会に関する話も有り、悠木碧さんが何でも擬人化したがる「擬人化厨(悠木さん自称)」で、飲み会の席で、悠木さんが七味唐辛子を擬人化する話をしている時、奈々さんは沢城みゆきさんに「聞いてはいけない」と耳を塞がれていたそうなのですが、しっかり聞こえてしまっていたようです(笑)。また、その話からスタッフさんによって描かれたイラストが超イケメンだった事も語られていました。
 なお、飲み会は高山みなみさんが取り仕切っている事が多いとの事なので、今後も奏の出番は何らかの形で(回想?)有るものと思われます。
 原作者のお二人(上松範康さん、金子彰史さん)に関する話題も出ており、悠木さんは「赤い目をして、髪が青い人だと思っていたけれど、実際は普通な人だった」という話をしており、また奈々さんは「初めてお会いした7年くらい前は金髪で赤いメガネをかけていたけれど、今は大人になったらしく、落ち着いた感じになった」という話をしていた他、「私は妹さん(上松美香さん)とも親交があるので、妹さんから色々な話を聞いているのですが、ご本人(上松範康さん)の名誉の為に、ここで話すのは控えます」と話していました。また、金子さんについては、井口さんが「上松さんと金子さんはデコボココンビ」と言っており、その意味について、「上松さんは身長が高いのですが…」と、(上松さんに比べて)身長が小さい事を遠回しに言おうとしたところ、悠木さんが小さい事をハッキリと話してしまっていました(笑)。
 今後の物語の注目すべき点については、悠木さんから、「今後の響と翼の関係性に注目して欲しい」という事も語られた他、井口さんからは「今後も豪華な声優さんが出演するので注目して欲しい」という事が語られました。

 トーク終了が近づいた時には、3人の声優さんから今後のエピソードでの注目箇所について語られました。
 悠木さんからは、「響が書いている始末書は自分(悠木さん)が書いたもので、途中から眠気に教われて字が汚くなる等の部分についても、『ヒエログリフのように(書いて)』という指示があったので、調べて再現してみた」という事が語られただけでなく、ご自身の学校のレポートよりも先に書いたという事も話していました。
 奈々さんからは、「翼のセリフが武士化していく」という事が語られ、鷲崎さんがそれっぽいセリフを喋って笑いを誘っていました。
 井口さんからは、「響と未来の部屋のネームプレートは、響の名前を私(未来役の井口さん)が、未来の名前を(響役の)悠木さんが書いている」という事を話していました。その為、ネームプレートは第1話だけでなく、それ以降も観れる事になりそうです。


 トークショー終了後、奈々さん達3人の声優さんは舞台の袖に下がり、その後、鷲崎さんも舞台の袖に下がって、このプレミア上映会は終了となりました。
 終了時間は20時が予定されていたようですが、トークショーの時間が予定よりも長くなってしまったとの事で、実際に終了したのは20時10分頃でした。

 今回のイベントのトークショーは、上で述べたとおり終始ハイテンションで、奈々さんも結構積極的に喋っており、いち奈々さんファンとしては満足の内容でした。また、BLOOD-Cプレミア試写会と違ってスライド映像が一切使用されなかった他、椅子が用意され舞台のスペースの内の僅かな部分しか使用されなかったので、舞台挨拶というよりはラジオを聴いている感覚に近いものを感じました。
 管理人は最近奈々さんに傾倒してしまっている為に奈々さん出演作品以外のアニメを殆ど観ていないので、最近の若手声優さんで人気のある方がいまひとつ分からなくなりつつあるのですが、今回、登壇時に奈々さんの登壇時と同等か、あるいはそれ以上に大きな声援のあった悠木碧さんは、今現在、相当な人気のある声優さんである事を感じました。
 シンフォギア本編の内容については上記の感想で書いた通りなのですが、今後も予想外の展開が期待できるだけでなく、バトルアクションやライブの映像面、更に上松範康さん作曲の楽曲等、注目点に事欠かない作品になるのではないかと思います。
 最後になりましたが、奈々さん、悠木さん、井口さん、鷲崎さん、スタッフの皆さん、そして参加された皆さん、お疲れ様でしたー!


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● #西野司# ●就係王道
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